2015年10月17日土曜日

基礎修練_20151014

東北大学医学部には、学生さんが4ヶ月もの間基礎の教室に入り浸り、研究現場に触れるという基礎修練という機会があります。私の学生の頃にもあり、自分の場合は薬理学教室に行って、自分でやりたかったテーマである『構造活性相関をシミュレーションする』ということをやりました。まだまだその頃はアミノ酸に関する実験データも少なく、PCも粗末なものでしたので、やれることは限られていましたが、自分の仮説を試す時間をもらえたことはとても有り難かったです。

本年、災害医療情報学として3人、IT、センターとして1人を担当することにしました。何かしら面白いと思う機会を与えられればと思います。学生さんの頑張りにも期待します。

遠隔医療学会&心筋梗塞対策協議会_20151009

10月9日は発表ダブルヘッダーでした。
まずは遠隔医療学会、東北大学病院病理部の渡辺みか先生が大会長となり、仙台で開かれました。MMWINについて現時点での状況を報告してきました。質問を多く頂きました。本音の議論が必要です。今後も地域医療連携システムについて多くの方との議論がしたいですし、するべきと思います。


夜は心筋梗塞対策協議会に参加してきました。「高齢者(≧80歳)心疾患の問題点と対策」がテーマです。冠動脈疾患、不整脈、心不全に対する対応をそれぞれ第一線の循環器医の先生方から、薬剤管理について薬剤師の方、そして高齢者は心臓以外の疾患を合併しているため情報連携が必要という立場から私が話しをしました。ディスカッションも含め濃厚な時間を過ごしてきました。
http://www.cardio.med.tohoku.ac.jp/news/index.html#949