11月21日に、ボストンのInterSystems 本社に伺い、アメリカの医療情報政策において大統領アドバイザーであるProf Halamkaと地域医療連携について意見交換を行ってきました。
Prof Halamkaは、Google Healthやアメリカの医療IT標準化協議会のアドバイザーとしての業績があり、自身マサチューセッツ東部を対象に医療情報を提供するCARE GROUPE HEALTHCARE SYSTEMのCIOです。現在私は、みやぎ医療福祉ネットワーク協議会(MMWIN)の手伝いを頼まれていますので、地域医療連携における教えを乞ういい機会となりました。
プレゼンでは、宮城県における高齢化や震災の被害などを背景とした医療問題、および今までのMMWINの現状について説明し、今度効果的で持続的な目指した新しい方向性についてご意見をいただき、非常に刺激をうけました。「疑問はもっともで方向性も間違っていない。自分たちもその課題を順々にクリアしてきた。」と言われたのはとても心強かったです。
同じくBoston RedsoxのBig fanであること(彼はチームドクターで彼専用のユニフォームまで持っている)、実は誕生日が同じであること、などから私的な話でも盛り上がりました。とても温和ないい先生です。私が作成したECG-QRcodeシステムも非常に興味を持っていただきました。彼は逆に、病棟に部屋番号をQRコードで表し、Google Glassでそれをのぞくと患者さんの情報をglass上に表示させるシステムを構築したことを教えてもらいました。
日本びいきな先生なので今度是非とも仙台でお会いしたいところです。